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王(おう) と 玉(ぎょく)
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王(おう) と 玉(ぎょく)
将棋(しょうぎ)の駒(こま)には 王(おう)と玉(ぎょく)が 1まいずつ あります。
駒(こま)の はたらきも うごきかたも まったく おなじものです。
なぜ 2しゅるい あるのでしょう?
これも はじまりは とよとみ ひでよし の わがまま といわれています。
ひでよし が けらいと 将棋(しょうぎ)を さしているとき の ことでした。
「なぜ とのさま である おれと おまえが おなじ 王(おう)を もって おるのじゃ?」
「だいたい けらいの おまえが 王(おう)を なのるなぞ 100ねん はやいわ!」
そういって ひでよしは けらい の 王(おう)に ふでで チョンと いたずらがきを しました。
「はんにんまえの おまえ ごときは 玉(ぎょく)で じゅうぶんじゃ」
このときから将棋(しょうぎ)を さす ときは、えらい ひとが 王(おう)を、
えらくない ほうの ひとが 玉(ぎょく)を もって さすように なりました。
今(いま)の時代(じだい)では、ひとは みんな びょうどうです。
えらい とか えらくない とかは ありません。
将棋(しょうぎ)の つよい ほうが 王(おう)を もつように なりました。
さて、では、はじめての あいてと 将棋(しょうぎ)を さすときは 王(おう)と玉(ぎょく)の どちらを もてば いいのでしょう?
そういうときは あいてより さきに 玉(ぎょく)を もっちゃうのです。
これを “けんきょ” と いいます。
日本人(にほんじん)の うつくしい こころの しょうちょうと いわれる ぶぶんです。
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